2016年03月21日

エキストラ日記(纏め書き)

エキストラ稽古初日
とはいえ、今日はまだ人形の基本稽古のみ♪
気づいたら15人前後のエキストラのうち、昨年度の塾の卒業生が9人もいる!三年生、二年生なんか全員居る♪(^-^)V(笑)
その他の方々も人形持つのは久しぶりとはいえ、一昨年の半七捕物帳異聞にでていらした方々ばかりなので、
皆さん、さくっと自分で手板をもってスタンバイ!稽古開始です。
先ずはいつものごとく足踏み、足踏み前進・・そして今回エキストラは葬列のシーンに参加のなので、元気な足踏み前進はダメ!
ってことで静かに歩く必要があります。で、とにかく足を引つけつつ出すの訓練を繰り返す!
これゆっくり稽古場の端から端までやるには相当の集中力が必要!!でも、丁寧に丁寧に!!
緊張のあまりか、右足だけで左足動かさず、ひきずって歩いている人も!!
わああ!左足からって言われたら今度は左足だけで動いてる!気づいてぇ!(><)!
そして最後に2チームに別れ、最初の登場シーンのイメージで実際に歩いてみる。

わしは2番目のチームだったので、最初のチームへの先生の位置の指示や注意事項を忘れ無いようにしなければ!
なぜ逆手にしなければならなのか、途中で逆手から順手に戻ったあとの体制はどうするのか?それはなぜか?
K条、先頭を仰せつかったので先生の指示を思い出しつつ、ゆっくりと舞台を回る!!
ただ円形にぐるりと歩くだけのなのですが、前半は人形を客席に見せる為に手板を逆手で持って、人形を歩かさねばなりません!
しかも舞台奥を下手から上手に歩く時、人形は台上で自分は台下。普通の逆手よりかなり身体も手も捻った状態で使わなければならない。
これは手板を水平に保ったまま、げその糸を使うのが凄くキツイ!!
斜め前に人形出せば多少は楽だが出し過ぎると後に続く人の人形との距離が空く。
少しでも後ろ目に出したいけれど体がよじれて手板も人形も斜めになっちゃうし!(><)
舞台は円形なので上手側に到達したら人形遣いも台に乗り純手に替わりますが、人形がブレないよう、後ろの人形を蹴らぬ様スルッと台上に移動!!
あくまで人形達の葬列ですから人形使いは人形を隠さないよう、隠さないように身体をさばくという事ですね!
C先生が「これはプロでも厳しいですよ!」って演出家に進言してくださったが、「でも、やってください。」と!
しかも、なるべく人形同士がくっついた状態で歩いて!との指示。うきゃ!
装置が出来たら、さらに歩いてきた人形が台に登る、台から降りて去るという動きも必要になるでしょう!
ただ列になって歩くだけ・・ひっそり静かに歩くだけ・・・一見たったこれだけですが、見た目程簡単ではないことを、稽古初日から実感いたしました。

エキストラ稽古、3回目からは座員の方や役者さんと混ざって稽古開始です。緊張!!(笑)
稽古場に行くとそれぞれ名前の付いた人形が用意されています♪
K条はモルヴィックになるはずだった人形です。原作にはいるけど今回は省かれたのだそうです。
今日はパーティメンバーでお休みの人が二人いるので仮の順番で稽古開始。
先ずは葬列。
C先生と十二代目さんの間に三人、その後に女優さん、棺、座員の方がはいってとかとか・・・最後尾は座員のTさん。
今日はK条は三人目、ちょうど十二代目さんの前!!
が!歩こうとすると稽古の人形とまったく違って凄く動きにくいので見て頂く。
と、ズボンの生地が厚いのと幅が細いのでそのせいでらしい!
よってたかってズボンを引っ張って伸ばしてみたりしてくださいましたが、状況かわらず・・。(TT)
手板を捻りながら歩くように言われましたが、逆手で手板もって捻るのが私には出来ない!
いや、逆手どころじゃない!順手になっても人形がぶらぶら!
塾生全員、人形の肩を動かさず歩くのは無理と低めの足踏みで行こう!と変更になりましたが、
低い足踏みにしようにもやはり膝がうまく動かない!!
しかも稽古の時より全然歩く速度が速〜い!!必死に前に続こうとあがく!
背後からは十二代目さんのダメ出しがあああ!!きゃー!!(>〇<)
それでも、速度だけは守らないと!!葬列が停止した時に最後尾のTさんが所定の位置にいないと芝居的に不味い!!
頑張れ自分、頑張れ皆!
とりあえず人形の胴におもりを入れて様子をみることになりました・・・。

エキストラ稽古 二回目。
今日はパーティシーンのメンバー揃ったので、葬列の並びが修正されました。
人形の頭も全て、寺門さんデザインの頭に代わってました♪おお♪統一感がでて素敵♪(^-^)
でもでも!自分は相変わらずぶらぶら状態!!人形は重くなったけど肩がゆれまくる!!
さらに引付けの糸で右手で左手を抑えるポーズで歩くので、腕で膝糸を挟んでしまって更にいう事きかない!!
ひー!(><)(この引付は膝糸が腕の外側になるようにつけるのが正しいということで修正されたけど・・。)
とてもK条の力量ではこの子をまともに歩かせることは無理ってことでズボンを太目に作り直すことに!!
はい!やります!自分で縫いますから!!自分の使う人形に着せるために太目ズボン作りますから♪
帰り際、生地をカットして頂いて、自宅に持ち帰って縫い縫いしてきましょう♪
さて、肝心の稽古です!!
パーティシーン登場の人々は葬列の時点から三人ずつ固まることになりました
先頭チーム三人は女性人形が二人、男性がK条一人だったので、三番目を歩いていたK条は二番目になりました。
先頭に出来るだけぴったりくっついて歩きます。後ろがよりやすいようになるべく人形を横にして・・・くうぅ逆手つらい!!
パーティシーンでは動いてみて良いですよとの演出指示が出たので、えんこ使ってお話したり動いたり、相手に触ったり。
途中、十二代目さんがこちらにふって下さるのでちょっと偉そうに動いてみたり、
本役の立ち位置修正でパーティ主催者の役のI先生も寄って来て下さるようになったのでご挨拶をしたり、
Oさんのじいちゃんパーティ乱入の騒ぎで様子を見に行ったり、噂したり。
自分たちでも並びを入れ替わってみて、女性二人がこそこそ話すようにしたり♪
演出家さんからは「そんな感じで進めてOK。」とのことなのでもうちょっと動いたりしてみよう♪
エキストラだけど、今回は前回もよりあれこれ演技が必要ですね♪


エキストラ稽古続き。
本番も終わってしまったけど、記録の為に思い出しつつ書いてみます。

K条の人形はズボンを作り直してみましたが、だめ!
膝の裏の生地に切れ目を入れたけどだめ!
やはり生地が固すぎて無理!ということに!(><)
ありもののズボンの中からいろいろ合わせて黒にすることに。
但しデザイン的に寺門さんのOKがでれば・・です。
エキストラ衣装一つにもこだわりが凄い!!

黒ズボンでOKは出ましたが、どうにもこの子は歩きにくい!
エキストラ最大の課題は肩が揺れと葬列の間隔を出来るだけ詰めてずっと同じ速度で歩くということ!!
K条はあれこれ十二代目さんやI先生に重りを取り替えて頂いたり、使い方を教わったり、結局膝糸をかなり張り気味にしていただき、
終始、横に糸を張りながら歩く方法を使うことに!(かなり、他の子よりがにまたになりますな。)
横に糸を張るのは逆手になるとかなり使いにくいけど頑張ってマスターせねば!!
だいぶブレが少なくなってきた!!・・・と思う。(^^;ゞでも、油断は禁物!

舞台稽古
さて、とうとう芸術劇場へイン!!
緊張しつつ舞台稽古です。舞台の円形の台へ上る位置を確認。実際に歩くと円形は稽古場より一回り広いので距離も長〜い!!(@-@)
舞台は客席に対して通常よりちょっと低めにしつらえられております!!人形と役者さんが見やすい位置で見えるようにだね、きっと♪
数日にわたり、舞台稽古が繰り返されます。
「棺から×番目の人誰?肩が揺れてた。」「棺は必ず真ん中で止まる、そのまままっすぐに出て。」
「後ろから×番目の人、間隔が間が空いたり縮まったりしてる。同じ間隔をキープして。」
「上手パーティチーム、下手のチームと位置がずれてる。下手の位置が丁度良いのでそちらに合わせて。」
「退場の歩き出しは××のセリフきっかけ!一斉に同じ速度で歩き出す。」等々。
舞台稽古だけでなく、本番が始まってもエキストラにも演出家さんから細かいチエックが入り続けます。
皆、毎日早めに行って、昨日の駄目出しを確認し、舞台の空き時間に自主的に葬列を作って歩く!!
最初のシーンはC先生の後にくっついて座員の方々と混ざって出ますが、退場や後半の登場のタイミングや速度は
エキストラメンバーのみなので自分達で図らねばなりません。
特に前方チーム3名は責任重大!!
方向転換が大変で遅れがちな棺組は袖で最初から舞台に向かってスタンバイしてもらって、
先頭三人は脇から歩きだすように打ち合わせたり、間隔が一定になるよう停止位置を確認したり、
三人で良かったねと言いながらあれこれ修正をしてました。

ハプニング
本番初日!!下手袖から登場し、台に登ろうをすると、人形の膝糸が何かに引っ掻かる!
台に登りたいのにげそが上がらない。(@−@;げっ!動けない!!前の人は気づかずどんどん歩いていく!
遅れてはならじ!!ええい、ままよ!!と膝糸を力を入れて引くと、何やら赤い小さなものが吹っ飛び、げそが自由になる!!
(@Д@;げげげ!何かぶっちぎった!大事なものだったらどないしよ〜!と思いつつも、その場は前に遅れないように必死に追いかける。
舞台を一周して戻ってきたときに、こそっと視界の端っこで確認すると、それは小さな赤いケミカルライトだった。
ケミカルライトを舞台に貼り付ける養生テープに、つま糸が張り付いちゃったのだ!
翌朝、演出助手の方に誤って報告し「次回から注意します。」と言うと、「それは他の人も引っかかる可能性があるってことですね。修正しましょう。」と
人形に支障の無いように考えて、貼り方を変えて頂いた。
そです。人間の役者ならなんてことも無いことが、人形だと結構問題になったりするのだよね。
自分が人形を使う様になって初めて知ったこの事実。
おば様たちは「最初に引っかかったのが、K条さんで良かったよお。私らだったら、どうしたらいいか分かんないもん。」とか
言ってましたが、いやいや、そういう時は火事場の馬鹿力、きっと皆ブッチギッて行くと思うよ。(笑)
後で聞いたのだが、流石に私の後ろのOさんは気付いたが、なんと先頭のC先生も気づいて、さり気無く速度を緩めて下さっていたっぽい。
・・・後ろに目があるとしか思えない!!(@O@;)

他にはトラブル、失敗は?・・・と思いかえしてみる。
Sさんが定位置で台に登らずにずっと下を歩いていた!!とかいうハプニングがあったらしい。
後方なので、前方チームは全く気付いておりませんでしたが、Sさんの背後を歩いていた、Uちゃんはかなり焦ったそうな。
自分は定位置で上がるべきか・・・前について歩くか・・判断に迷って怪しい動きをしちゃったとしょんぼりしてました。
こりゃあ、緊張が足りなくなってきたのでは?とエキストラは、毎朝、全員で本番そのままのシュミレーション稽古開始!

さらに楽日、これが最後と張り切って出たら、自分!膝糸が引付の奥に入ってしまっていた!!
これでは横に糸を張って歩くことは出来ない!
チェック不足だ!!とはいえ、もう出てしまったら人形に直接触れることはできない、そのままの状態でブレを最小限にすべく
必死で歩く!!やれやれ。緊張が足りないのは自分でした!

「ただ、舞台を回るだけ・・。」と皆思っていましたが、公演が始まると、この葬列が好評♪(^-^)V
当然これは演出家さんの狙いなのでしょうし、だからこそあんなに細かく拘られていたのでしょうが、お客さんの感想に必ずといって良いほど葬列の記載がある♪
寺門さんにも「葬列カッコイイよ。」と声をかけて頂いて、皆ヒートアップ!(笑)
森の中を少女の埋葬場所を探して彷徨い続ける葬列に相応しくなるよう、更なるレベルアップ目指し、本番中も毎日毎日、せっせと稽古するのでした。

そうそう、エキストラの楽屋は人形達と一緒♪合間に人形達の写真も沢山取れました♪(^-^)
本役のお人形も撮れました♪♪うふうふ♪
開始前はレ・カインさんがわざわざ私たちの楽屋にまで挨拶に顔出してくださったり♪
(ベトナムを代表する女優さんなのに、とっても気さくで優しい方で感動しまくりです。)
座員の方が人形を取りにいらっしゃるの時にちょっとお話ししたりしますが、後はずっとエキストラのみ。
本番中に糸が切れちゃったり解けても、助けてくれる座員の方々は舞台の上!!
糸が切れたら、塾で教わった事や、先生たちが調整して下さった時のやり方を思い出して、自力で糸を繋ぎます。
えんこの糸のが解けて長さのバランスが崩れた人形もとにかく自分で何とかかんとか戻します!!
後は私たちの出番は最初と最後なので本番中は稽古したり、モニター見たり、おやつ食べたり♪
思い思いに過ごしてます。

初日は初日打ち上げ♪、楽はばらしがあるので一日前にロビーで打ち上げをします♪
劇場のロビーで皆でワイワイ♪スタッフさんやベトナムからいらしている方々ともお話しするチャンス!!
とはいえ、人見知りなのでちょっと恥ずかしい♪勇気をだして通訳さんを挟んでお話しします。(*^^*)
楽日の一日前の打ち上げの時にはGさんの提案でエキストラの皆からベトナムの方々に小さなお礼のプレゼント♪
可愛い文房具やら手ぬぐいやら皆さんで分けてお土産に出来るような小さな小物達♪
代表して主演のレ・カインさんに受け取って頂きました。凄く喜んで頂いて皆めちゃめちゃ嬉しくなる!
レ・カインさんやビンさんやベトナムの通訳さんと記念撮影をし、寺門さんや大田さん、勇気を出して演出の坂手さんとも
記念撮影をさせて頂いちゃった♪(^0^)

楽屋では皆のお世話をして下さっているOさんにもお礼がしたいね♪とこっそり相談♪
楽日に小さなグッズを用意♪こっそり渡してこっそり記念撮影!と企んでOさん囲んでたら、I先生や十二代目さんが丁度人形を取りに入って来られる!
きゃー!!と思いつつも楽日なのでそのまま勢いで記念撮影をお願いして、皆でぱしゃり!
本番前に騒がせて申し訳ございませんでした。

この後、GW空けから皆さんはベトナムへ移動、中旬にはあちらでも公演があります。
行けるエキストラメンバーの募集もありましたが、連休明けにほぼ3週間も休めません!(><)
残念だけど、今回のエキストラはここまでです。
ベトナム行きたかったー!!
posted by K条 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 入門塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする